創らずにはいられない!

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失敗例に学ぶクラウドファンディングの落とし穴。支援参加で詐欺にあう危険も。

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クラウドファンディング
メリット話を書きましたが、
深刻なデメリットというか、
失敗話も大事なので記載します。

creator-nabe.hateblo.jp

 
クラウドファンディングは新しい
資金調達の方法と書きましたが、
資金調達の段階だということを、
発起人はもちろん、支援する方も
よく理解しておく必要があります。

というのも、目標金額を達成
したとしても、商品生産や夢達成は
その後のことなので、商品購入や
夢企画が途中で消滅する
危険性があるのです。

よく耳にするパターンは、完了
までの見通し・見積もりの甘さ
でしょうか。今のオリンピック
新競技場問題と同じですね。

支援者が集まり過ぎて、材料を
準備しきれなかったという
ような例もあるようです。

目標金額に達しなかった場合に、
全て返金となる形で失敗するので
あれば支援者の方はガッカリする
だけで良いのですが、最悪の
場合は、大きな夢だけを語って
詐欺だったというパターンの
可能性もゼロではありません。

もちろん、その危険を回避する
ため、クラウドファンディング
サイトは発起人や企画内容を
厳しく審査しています。
それでも参加する限り、発起人や
企画の実現性などを自分の目で
見極める必要があります。

危険を見極めよう

私個人としては、まずその人の
キャリアで、企画・生産(活動)
・販売(運営)・経理処理が
出来そうかどうかを考えます。
例えば、店舗経営者や類似製品の
製造販売経験者などであれば、
現実的な予測を立てられそうです。

どんなに魅力的な企画でも、
権利に引っかかりそうだったり、
計画に具体性がなかったり、
もの凄く安いのも不安を感じます。
クラウドファンディング
最初は大量生産を見込めないため、
そんなに安く作れないはずです。

限定数だけ安いのは宣伝のために
自腹を切っていると考えられます。
最初から大量生産を見込んだ企画
であれば楽観的過ぎると思います。

資金調達よりテストマーケティング

クラウドファンディングは新しい
資金調達の方法といわれますが、
本当にその資金だけを元手に
チャレンジする企画なんて、
個人的には怖すぎてできないと
思っています。

ものすごい余裕はなくても、
せめて集金前に必要な支払いは
立て替えられるとか。
そして、コントロールできない
ほど盛況にしなくても、テスト
マーケティングとして成功すれば
その後ちゃんと商売すればいい
のではないかと考えています。

堅実すぎですか?

夢が広がるクラウドファン
ディングなのに、目指す成功の
規模が小さいですかね?

でも、実際に『てぽか』を企画
・販売・運営してみて、手に
負えないことをすればお客様に
迷惑をかけて信用を無くし、
結局全てを失うだろうと感じます。

信用第一。
発起人は責任を持って企画を
全うできるよう全力を
尽くしてほしいですね。
責任もって全力を尽くします!

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