創らずにはいられない!

日常の困りごとを解決するような商品開発を熱く語るブログ

今までにないものを開発!?道なき道を行けばわかるさ3

前回の記事の最後、
商品の暫定価格が決まって
外注の目途が立ちました。

creator-nabe.hateblo.jp

でもその少し前、
心が折れそうになる壁に
ぶつかりました。

業界の特殊性という壁です。
それは、生地の流通ルート。

デジタル社会と
アナログな歴史の狭間にある
道なき道を行きました。

生地購入先を探す

少しでも価格を押さえるべく
生地を自社で選定し
仕入れるように軌道修正。

必要な生地は、
基本的にはフリースですが、
一部は別生地の予定です。

ともかくフリースを扱っている
問屋を探すことに。

ところで、生地屋さんに
行ったことありますか?

男性は特に、足を踏み
入れたことのない領域かも。

多くは手芸用品店の一角に
生地のコーナーがあります。

ユザワヤみたいに大きい所だと、
手芸用品以外にも
ステンドグラスやもっと大きな
材料なども扱っています。

このような所の生地は、
用途に合わせて1m程から
購入できます。

しかし、種類を多く置くため、
製品用に仕入れるほど同生地を
安定した量おいていません。

価格もこの程度では、工場に
仕入れていただいた方が断然安い。

調べてみると、
日本で大きな生地問屋は、
関東の日暮里か大阪船場にあり、
たくさんの店が集まる問屋街
という形式を成していました。

多くの店が集まるということは、
ネットでザッと目をつけて、
取り寄せたサンプルで決定して、
必要なタイミングでネット購入
なんて便利なシステムは
無いということです。

弊社は福岡県北九州市
大きな問屋街に行くのも
気軽とは言えません。

しかも、大きめで遠方にも
販売してくれそうな問屋の
サイトを見ると、今ある生地が
来年あるとは限らないみたい。

問屋じゃない!
メーカーを探さねば!

しかし、探しても探しても
生地メーカーはサイトを
お持ちでないか、高級生地で
問い合わせし難い様子。

しかも、生地って綿や化繊、
ニット(編んで伸縮する生地)
やウール(毛を織った生地)など
種類が多く、生地メーカーも
それぞれ専門分野を扱っている。

それぞれに問い合わせて、
生地を選ぶのは至難の業。

さらに、フリースの
国産は見当たらない。

生地の流通ルート、
どうなってんだー???

全くのゼロから
ネット頼りに進むなんて、
無理か?と思っていたら、
道を2つ発見!

◆テキスタイルネット

http://www.textile-net.jp/

生地をメーカーから購入できる
メーカー集合サイトを発見。

それが、生地・服飾資材の
卸販売・問屋サイト
「テキスタイルネット」。

登録後、商品全体が検索でき、
欲しい生地や副資材(リボンや
ファスナーやなどの付属材料)の
メーカーに申請をして、
承認されると価格を
閲覧できるようになります。

サンプルを取り寄せることも
できるし、生地購入もできます。

今このサイトを検索すると、
メーカーが増えているようですが
当時はまだ充実してなかった。

このサイトを見つけた時には
コレだ!と思ったのに、
一番大事なフリースを
扱っているメーカーが無い。

折角見つけた道が
ひとつ途絶えました。

◆商社

生地の流通ルートのキモは
商社でした。

専門性の高い生地メーカーは、
ブランドが注文する生地を作るか
商社を介して生地を売るのが
一般的のようなのです。

生地メーカー
 ↓
商社
 ↓
生地問屋
 ↓
手芸用品店
 ↓
一般客

商社が国内外の生地を
服飾メーカーや問屋に卸す。
ブランドも不要な生地を
問屋に卸す。

だから、生地が来年
存続するかどうかも、
商社やブランド次第。

そうなると商社から生地を
購入するしかありません。

でも一般客や未知の会社と
取引をしてくれる所は少なく
ネット上ではさらに少ない。

それでも見つけました1社!

◆ヴァンセットネット

http://www.vancet.net/
今は少し違うかもしれませんが
このシステムを使って
検索・購入するためには、
会社の概要や業績などを
申請して承認して
いただかなくてはなりません。

それまで思い通りの
フリースがあるかも不明。
しかし、もう他に道がない。

事情を説明し、これからの
会社・商品であることを
理解していただいて、
承認していただけました。

そして、フリースは?

!!!(@▽@)!!!
ありました!

たどり着きました、
生地の購入先に、
やっと…(T_T)

そんな業界の道なき道でした。

 …次は、外注の目途が
 立ったところから、つづく